神戸市立の小学校で教員4人が後輩教員に対しいじめを繰り返していた問題で、被害を受けた教員は前の校長に相談したものの、市教委に報告するなどの対応が取られていなかったと話しているということです。 「ごめんなさい。僕は辛いの好きじゃないんです」(いじめを受けた男性教員) 「勝ったー!!」(加害教員) 同僚の教員が撮影した、いじめの様子です。校内で、嫌がる男性教員に無理やり激辛カレーを食べさせています。 神戸市立東須磨小学校で去年から今年にかけて、30代から40代の教員の男女4人が20代の男性教員に対しいじめを行っていた問題。男性教員は激辛カレーを目にこすりつけられたり、買ったばかりの車の上に乗られたりなどのいじめを受けていました。男性教員は先月から精神的に不安定になり、学校を休んでいます。 学校では今年4月に新しい校長が着任しましたが、関係者によりますと、男性教員は去年9月から今年3月まで前の校長にいじめについて相談していたということです。市教委は、初めて学校がいじめを把握したのは別の教員が相談した今年6月と発表していましたが、それより早く学校は事態を把握していたことになります。 市教委は今後、実態解明を進めるとともに、加害教員らの刑事告発も視野に処分を検討しています。(08日13:47)
0コメント